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タミフル異常行動?

2007.04.05(01:51)
 インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用について、厚生労働省は4日、薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会を開き、01年2月の発売から今年3月20日までに、輸入販売元の中外製薬から1079人、1465件の副作用報告があり、転落や飛び降りにつながりかねない「異常な行動」を128人が起こしていたと報告した。うち8人は死亡していた。同省は、今回副作用報告を詳しく調査し、その件数と「異常な行動」件数を初めて明らかにした。
 調査会は、原則10代への投与を禁止している現在の同省の対策について当面は追認するとした。ただ、タミフルと異常な行動との因果関係については「十分な資料がなく判断が難しい」と結論を見送り、今後、作業部会を設置し、さらに詳細な調査をする。
 同省によると、副作用報告件数は当初、約1800件とみられたが、精査の結果、1465件だった。副作用があった1079人のうち、因果関係がはっきりしないが、死亡したのは55人。9人は突然死していた。同省が新たに今回定義した「異常な行動」は、転落等につながる恐れがあると認定されたもの。128人のうち、64人は中外製薬から「異常行動」として報告されていたが、残り64人は同省が症例内容を分析し、「ふらふらと歩く」「暴れた」などの記録があったものを含めた。「異常な行動」128人を年代別でみると、10代が57人で最も多く、次いで10歳未満が43人に上っていた。
 「異常な行動」で転落したり、飛び降りるなどして死亡した8人は、10代が5人で、40代と50代、90代が各1人だった。10歳未満はいなかった。
 今回の調査には、医療機関から04年4月~今年3月20日までに連絡があった171人と、中外製薬から3月21日以降今月3日までに報告された185人の症例などは含まれていないが、10代の男児が服用10時間後、「階段を勢いよく下りてきて、玄関から飛び出し田んぼを走っていた」などの例もあり、今後さらに分析を進める。
 同省は04年6月、医薬品安全性情報でタミフルの重大な副作用として異常行動を公表後、今年3月21日に飛び降りなどの事故を発表するまで死亡例以外の分析を事実上放置しており問題になっていた。
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